ヨガ道場では朝の日課として手足の指を一本ずつ擦りまわす行法があるそうです。
動きの鈍いもの、はれれている指、冷たい指があればその指は丹念にさすったりします。
特にあしは単に歩行器というだけでなく血液循環の調整部であり、同時に全臓器と関連があります。
例えば右足は肺への循環と静脈に影響し、左足は心臓と動脈に関係します。
脚の内側は泌尿器と生殖器。
夜尿症の子供は内股を伸ばす運動が良いといいます。
脚の外側は腸と腰に関係し、ここが張っている人は腰が疲労している証拠です。
アキレス腱が縮むと重心が後ろにかかるため腹圧も下がり内臓下垂や月経異常。
ふくらはぎが硬くなると胃腸と性能力が弱くなります。
さらに
拇趾; 副交感神経に関係し体液をつかさどる。
腎臓、喉、舌、鼻、眼球、腸にも関係します。
この指が丸々している人は過食気味だそうです。
第二趾;消火器に関係。
第三趾;循環器と腸、気管支、唇、こめかみ、頭にも関係。
第二趾と第三趾が吊り上がっている人は胃が悪い人。
第四趾;神経系、肺、胆のうに関連。
この指が硬化して吊り上がっている人は胆汁の
分泌が悪く腸内にガスが溜まっているか便秘症。
第五趾;交感神経に関連し泌尿器や生殖器関係。
硬化して下に曲がり気味の場合内臓の下垂や
子宮の位置異常が考えられるそうです。
足の指は普段靴の中で締め付けられて自由に動かせないでいます。
たまには足の指一本一本揉んだり擦ったりしてみてはどうでしょうか?
とても簡単ですが非常に効果のある健康法です。